肌に優しくない!紫外線の働きを覚えておきましょう

お肌を紫外線から守る為に日焼け止めを使いましょう。

でも、ちょっと待って。そもそも紫外線って何?

お肌を守る為に簡単に紫外線について考えてみましょう。

日焼け止めを考える前にちょっと紫外線のお勉強

紫外線(UV)は太陽からの日射で地球に到達し、三つの波長のをまとめた名称です。

UV-A、UV-B、UV-Cと日焼け止めクリームなど、どこかで見かけたことのありませんか?

これらが、私たちの体に当たることで肌に影響をあたえるのです。

肌を真っ黒に、肌を真っ赤に、紫外線のUV-B

紫外線の強い季節でわかりやすいのがUV-Bでの紫外線被害です。

肌が真っ黒に、肌が真っ赤に、「肌が焼けた」と感じるのはほとんどの場合UV-Bが起こす「サンバーン」といった炎症の症状です。

(厳密にいえばUV-Aも原因の一つですが、サンバーンの原因の多くはUV-Bになります。)

そして、UV-Bは肌へのシミの原因、老化を進める活性酸素を発生させます。

見た目以上に怖いのが、肌への直接的なダメージです。

特に肌が白いひとは要注意です。

多くの日本人はサンバーンによって肌が真っ赤になって2,3日ほどで肌が黒く変化していきます。

これは、肌にあるメラニンの働きでメラニン色素を作り肌へのダメージを食い止める働きをしてくれます。

しかし肌が白い人はメラニンが少なく、肌が真っ赤になりそのままです。

肌が真っ赤のままということはメラニン色素が少なく肌へのダメージが非常に大きくなります。

そしてダメージを受けたことでDNAなど細胞を傷つける事になります。

その結果、傷つけられたDNAや細胞は皮膚ガンや白内障の原因になる可能性が大きくなるのです。

欧米などに多い肌が白い人に皮膚ガンが多いというのはUV-Bの影響が非常に大きいからなんです。

命の問題に直接係わってくるのがUV-Bです。

皮膚がんが多いオーストラリアやニュージーランドの人と日本人を比べると皮膚がんの罹患率は約100分1程になります。

年間で10万人に3~5人位の人が皮膚がんと診断、影響があるということですね。

参考:厚生労働省

そういう事情があり海外製(主にアメリカ、欧州での)の日焼け止め、紫外線対策というのはUV-Bを指していることがほとんどです。

光老化の原因、UV-A

私たち女性が気になる日焼け止め、紫外線対策はUV-Aを指していると思います。

UV-Aの特徴は、肌の奥底まで浸透しコラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えます。

しかし、UV-Bと違い見た目のは大きな変化を与えません。

その結果、気が付いた時には蓄積されたダメージによって肌はハリを失い、肌のシワやたるみに繋がっていくという訳です。

それらは光老化と言われます。

紫外線は美容に悪い。お肌に悪い。なんとなく言葉で使ったことありませんか?

UV-Bが直接的にDNAや細胞にダメージを与えるのに対し、UV-Aは体内に吸収されることで活性酸素を生み出します。

活性酸素は肌を外敵から守ってくれる反面、肌のそのものにも影響を及ぼします。

肌への酸化に働きかけてしまう活性酸素。老化といわれる現象はこの細胞の酸化によって引き起こされるのです。

地表には届かない。UV-C

UV-Cは地球に降り注いでもオゾン層で食い止められるため、地表には届きません。

紫外線をまとめると

長々説明してきましたが簡単にまとめると。

  • UV-Bは肌が黒くなる原因
  • UV-Bは肌が白い、焼けても黒くならない人は皮膚ガンなどの原因になるので要注意。
  • UV-Aは受けたダメージが蓄積することで光老化のの原因に。

簡単にまとめると、紫外線・日焼け止めというのには二通りの意味があって、短期的に肌を焼かない様にすることと、長期的にガンなどにかからない、老化を防ぐといった意味がある訳なんですね。

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