手軽で始め易い飲む日焼け止め、UVケアが実は身近にあるんです。
それは、トマトの存在なんですね。
トマトは紫外線を浴びて肌の内部に発生する活性酸素を除去する抗酸化物質を豊富に含みます。その代表的な成分がリコピンの存在です。
トマトに含むリコピンで飲む日焼け止め、紫外線に負けない体作り
非常に高い抗酸化力を有している「リコピン」。その成分はトマトだけでなくスイカなど赤い植物に多く含まれています。
リコピンはシミやシワ、病気や生活習慣病など幅広い範囲に効果的・有効といわれている成分なんです。
そんなリコピン。色素栄養素の一つのカロテノイド、強力な抗酸化力を持つ栄養素。この抗酸化力こそがリコピンが持つ非常に重要な力なんです。
では、抗酸化力は何に役立ってくれるのかと言えば活性酸素の除去です。活性酸素は、肌のシミやしわの原因の一つです。
もっといえば、生活習慣病や、動脈硬化、ガンなど病気の約8割が活性酸素が原因と言われているくらいなんです。
体内に活性酸素が発生するタイミングはさまざまです。
紫外線を浴びて肌に刺激を受けた時や喫煙、飲酒、ストレスなどで体内に発生。現代社会を生きるのに避けて通れない問題と直結しているんですね。
トマトの日焼け止めの驚きの働き
例えばカゴメ、トマトジュースやケチャップなどトマトのスペシャリストの会社です。トマトに含まれるリコピンの研究に取り組んでいて先に挙げた抗酸化の力や美白や美肌に関する研究結果をサイト内で発表しています。
メラニン生成抑制
メラニンを生成する細胞にリコピンを添加したところ、生成されるメラニン量が減少すること、さらにビタミンEとの組合せでその効果が高まることがわかった。
また、リコピンの抑制メカニズムの一つとしてメラニン生成に関与する酵素(チロシナーゼなど)の発現を抑えることがわかった。
引用:メラニン生成について
普段何気なく食べているトマトも、美容や美肌に働いてくれると思って食べると一層おいしく感じるものですね。
トマトジュースで飲む日焼け止め
トマトの最大のメリットは手軽に購入できることです。さらにジュースであればコンビニでも売っていますよね。
1日に摂取すると良いといわれるリコピンの量が約15mg。
生のトマトLサイズが約2つ分。トマトジュースが100%のものであれば200ml1本で足りるんですね。
ちなみにコンビニではカゴメのトマト100%(リコピン15.9mg~27.8mg)が100円程度で販売されています。
では、いつ飲めばよいのか。
実は、リコピンは「いつ摂るか」も重要なのです!「トマトジュースを飲むとき、朝昼晩どの時間帯がリコピンの吸収率が良いか」と試験研究(カゴメ)をしたところ、朝がいちばんリコピンの吸収が良いことが明らかになりました。
引用:オススメは朝or夜?トマトの栄養リコピンを効率良く摂る方法
朝が最も吸収が良いとのことです。
牛乳との相性が非常によいので、フルグラやシリコンに牛乳をかけてトマトジュースを一緒に取ると効果的になりそうですね。