高麗人参とエクオール。
更年期や女性ホルモンのバランスが崩れからくる体調不良で調べると必ず目に入る二つの成分。
女性ホルモンを整える?自律神経?辛いの解消したいんだけどどうすればよいの?
その内容と違いを少しずつ見ていきましょう。
高麗人参とエクオール
高麗人参を100%使っている高麗美人と、大豆イソフラボンのエクオール。
その違いを大きな部分で見ていきます。
加齢によって急激に減少する更年期。若年層であれば生活習慣、ストレスが原因でホルモンバランスが崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れてしまうことで自律神経が乱れる。
これが、ホットフラッシュや冷え性、片頭痛などを代表とする更年期の症状の原因になります。
そこで出番になるのが高麗人参やエクオールです。
高麗人参は、中にサポニン(ジンセノサイド)と言われる成分が含まれます。これが女性ホルモンのバランスが崩れ狂った自律神経に働きかけてかけてくれ辛い症状に働きかけてくれます。
エクオールは、女性ホルモン(エストロゲン)に似たような働きをしてくれる成分です。体内で女性ホルモンが作られずバランスが崩れるのであればサプリメントで補ってあげようという訳です。
高麗人参のサポニン
高麗人参に含まれる成分で最も注目したいのがサポニン。
サポニンにはいくつかのジンセノサイドと呼ばれる成分が含まれ、この成分が自律神経の乱れに働きかけてくれます。
しかし、一言で高麗人参といっても産地や加工方法で含まれるサポニンの量が大きく変わるのが高麗人参をやや難しく感じさせてしまう一つの原因といえます。
〇〇産の高麗人参と銘打たれブランド化しているのにはサポニンの量が全然違うからなんですね。
そして、高麗人参は土の中で育った年数でも成分が変わります。最高級で6年根と呼ばれる高麗人参を使用しているかがポイントです。
更に、ここから人の手を加えより一層サポニンを引き出すために水分を抜き蒸す過程を得たのが紅参と呼ばれる高麗人参になります。
これらの条件をすべてクリアした高麗人参サプリを選ぶのが一つのコツと言えます。
大豆イソフラボンとエクオールの関係
女性ホルモン(エストロゲン)と似たような働きをするということで注目を浴びていた大豆イソフラボン。
この大豆イソフラボンが腸に届くとエクオールという物質に変換されます。
しかし、腸内でエクオールを作れる人と作れない人がいる。近年の研究で重大なことが分かったのです。
つまり大豆イソフラボンを摂取しても、エクオールが作れなければ期待している結果を得ることはできません。
ちなみにエクオールが体内で作られる体かどうかは遺伝子検査を行うことで確認することができます。
エクオールを作れない人でも体内にエクオールを取り込める、それがサプリメントの働きなんですね。
高麗人参とエクオールの働きをまとめてみましょう。
少しかみ砕いてまとめてみましょう。減ったものを補うのがエクオール。減って乱れた自律神経に働きかけるのが高麗人参(サポニン)の働きという訳です。
では、どちらの方がよいものか。
これは、高麗人参とエクオール、似て異なる働きなので比較自体はあまり意味のあるものではありません。
ただやみくもに選ぶのも賢いとはいいがたいですよね。
高麗人参とエクオールを比較したメリット、そしてデメリットを先に確認して選んでみるものよいでしょう。
高麗人参のメリット、デメリット
高麗人参のメリットは自律神経の働きを助けてくれる点です。
また鉄分、亜鉛、ビタミンB群、マグネシウム、カリウムなど毎日の不足しがちな栄養を補給を助けてくれます。
デメリットは摂取量が分かりにくい点です。高麗人参を含む量というのはサプリメントによって違います。
足りない栄養の補給が目的なので、高麗人参が少ない量でも十分である人もいれば、多い量でも足りない人がでてきます。
栄養なので摂取し過ぎた量は体外にでていくので多すぎても困ることはありませんが、高麗人参は高価なので値段も上がっていきます。
私が飲んでいる高麗人参サプリは量的には少ないサプリですが、十分にその恩恵は受けれています。
エクオールのメリット、デメリット
メリットは日本人の2人に1人は体内で作ることができないといわれるエクオールを簡単に摂取することができることですね。
デメリットはメリットの逆でエクオールを体内で作れる人が飲んでもあまり意味がないということでしょう。
もちろん作れる人でも大豆を含む食べ物を毎日積極的に摂取する必要はありますが、過剰に摂取しても不要な分は体内から排出されるだけで大きな意味は持たないことになります。
キッコーマン からだ想い
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