引用:「高麗のめぐみ」より高麗に人参の変化写真
漢方の素材で利用される高麗人参。とってもお高いイメージを持っているのは私だけではないはずです。
古来は紀元前年1世紀の中国の文献にもその効果について残ってる高麗人参。王族、貴族といった人たちしか口にすることができなかったことから、高級素材といったイメージは間違えではないです。
しかし、時代も変わり栽培方法など確立され私たちでも手にできるようになってきました。
もちろん1本まるっと購入するとちょっと手を出そうとは思わない金額です。それを、飲みやすく手ごろな価格で購入できるのがサプリメントなんですね。
若い人から年齢を重ねた方まで幅広いで悩みを抱える冷え性。35歳付近から女性ホルモンの減少で40代半ばから始まるホットフラッシュを代表とした更年期。
高麗人参が含むサポニン(ジンセノサイド)、そして亜鉛など日々足りない栄養を補給することで症状に働きかけてくれます。
そんな高麗人参を利用した人気のサプリメントを見ていきましょう。
高麗人参を含むサプリメント、人気ランキング
高麗人参を選ぶコツを覚えてみましょう。
まずは、高麗人参の「種類」を覚えることです。高麗人参と言っても白参、水参、紅参そして黒参といくつかの種類に分けられます。
これは高麗人参を栽培した後に乾燥などで加工を加えた状態を表します。この加工の過程を辿ることで高麗人参でもっとも期待成分のサポニンの量やジンセノサイドに変化が現れます。
ここでは簡単な説明しますが紅参以上の高麗人参が成分的に優れているものになるので一つの目安になります。
また、高麗人参は栽培までの時間がかかるほど土壌から様々な成分を含んでいきます。最終的には4年根から6年根まで様々な種類で販売されることになります。(6年を超えると形が崩れてくるので最高が6年根となります)
6年根を栽培した後は土壌から栄養が根こそぎ持っていかれるため10年間は作物が育たないといわれるほどなんですね。
つまり選ぶ際に重要視するべきは高麗人参の紅参(100%)で6年根を利用したサプリメントを選択するのが賢いと言えます。
高麗美人
高麗人参種類 | 1日推奨あたり(量) | 1日あたり(金額)※1 | 返金保証 |
紅参 | 約100mg | 約87.8円 | 30日 |
「高麗美人」は安価で返金保証もしっかりついてくる、初めて利用を考えている方に評価が高いのが特徴ですね。プンギ産の6年根の紅参を100%使用。4年連続のモンドセレクション金賞受賞など外部評価も高いのが特徴です。1日あたりの高麗人参量はやや少なめですが、プレ更年期の30代半ばから更年期に差し掛かった40代50代と広い世代に支持されています。価格的にはじめやすいのが人気に繋がっています。
高麗のめぐみ
高麗人参種類 | 1日推奨あたり(量) | 1日あたり(金額)※1 | 返金保証 |
紅参・黒参 | 約300mg | 約133円 | 10日 |
「高麗のめぐみ」を女子肌編集部が徹底解析
「高麗のめぐみ」の凄いところは高麗人参のその内容。高級人参の紅参と黒参。二つの高麗人参を合わせて1日分に600mg配合。サポニンに徹底的にこだわり作られた1品。高麗人参の量と質にこだわった内容です。更年期本番の40代半の方に大きな支持を得ています。
正官庄 紅参タブレット
高麗人参種類 | 1日推奨あたり(量) | 1日あたり(金額)※1 | 返金保証 |
紅参 | 500mg | 約252円 | 無し |
白井田七
人参種類 | 1日推奨あたり(量) | 1日あたり(金額)※1 | 返金保証 |
田七人参 | 不明 | 約172円 | 15日 |
白井田七を女子肌編集部が徹底解析
高麗人参とは違う田七人参を利用した更年期サプリの白井田七。とはいえ、ウコギ科といった植物の分類で行けば同じものです。実際含まれる成分は同じような形、しかしサポニンの量は高麗人参の実に約7倍。知名度が低く馴染みがないのが弱点ですがより良いものを求めるのであればオススメの一品です。
高麗人参の選び方
そもそも高麗人参は約4000年も前から滋養、不老といった薬として飲まれてきました。
もちろん不老薬といったものではありませんが、昨今の研究でサポニン、ジンセノサイドと呼ばれる成分が体の悩みに答えてくれる働きが解明され昔からの言い伝えと合致することが解ったんです。
であれば、高麗人参以外の人参でも同じようなものがあるのではないかと、世界中で研究が進んできました。
高麗人参と同じパナックス属と言われる人参は世界各国で確認されています。竹節人参(日本)、アメリカ人参(西洋人参)、田七人参、三七人参(中国)などが挙げられます。
同じ属性の人参であれば似たような効果がありそうなものですが、高麗人参とは明らかに違う成分や形となり利用されることがありません。
高麗人参は、自然の土壌、気候が合わさってできた、ある意味奇跡の人参ともいえるんですね。
高麗人参の加工方法で変わる成分の違い
高麗人参といっても加工方法で含まれる成分が変わってくきます。
水気が多く保存が難しい高麗人参。
長期保存の為もありますが、蒸す、乾燥など加工を施すことで有効成分の含量が変わるため高品質なものほど手間がかかります。
高麗人参サプリを選ぶのであれば水産、白参、紅参と言われる高麗人参の加工後の種類にも注目したいですね。
更に成長年数でも変わってきます。高麗人参は土の栄養を根こそぎ吸収して育つことから年数が多いほど含まれる成分が豊富になります。
高級高麗人参と言われるのは4年根以降、5年根、6年根と時間と手間をかけてよいものに仕上げていきます。
最高品質のもので6年根となり、これ以上の年月だと形が崩れてしまい利用できなくなります。
水参(すいじん)
高麗人参を生でスライスして、食前に食べると消化を助けてくれると言われています。
味が非常に苦くて食べにくいのでお酒やハチミツに漬け込んだものを食べます。
高麗人参のサプリやドリンクなど、特に紅参や白参など明記がない場合は水参が利用されていると思ってよいかと思います。
白参(はくじん)
高麗人参の皮を剥き天日干しで乾燥させたものです。白く美しい人参は、見た目の美しさでも心を奪っていきます。
しかし、残念なことに高麗人参の皮は豊富な栄養を含んでおり非常にもったいない加工方法なんです。
成分的にもったいないこともあるせいか、昨今のサプリで利用されることは少なくなってきています。
紅参(こうじん)
高麗人参を皮ごと蒸して乾燥させて作られます。
高麗人参の素材を丸ごと利用していて、サポニンなど成分が非常に安定しているのが特徴です。
また、色も綺麗な白いから赤身がかかります。その手順や製法から非常に硬くなり、長期保存が可能になります。
一般的な製法では最も高品質で、さらに6年根が使われているかが、現在の高麗人参サプリでの人気にそのまま表れています。
高麗人参の効果をもっと詳しく
高麗人参の力は最初で簡単に説明してきた通り、自律神経を整える、血流改善など女性の悩みに多く関係する多くの成分を含んでいます。
実際にどのような症状の人が飲んでいるのか、それに対して高麗人参の働きを少しづつ見ていきましょう。
女性ホルモンの急激な減少が自律神経の乱れに
引用:高麗美人公式サイト
更年期に差し掛かると女性の体に何が起きるか。それは、女性ホルモン(エストロゲン)の著しい減少です。
30代も半ばにかかり減少していく女性ホルモン。重要なのは著しい、急激な減少なんですね。
今までは当たり前の様に体内で女性ホルモンが作られていたものが、急に作られなくなり体の働きを女性ホルモンに頼っていた脳が混乱してしまいます。
それで引き起こされるのが、自律神経の乱れです。
私たちの体は24時間休みなく動いています。例えば心臓は起きていても寝ていても動かそうと思って動かしているわけではないのに一生懸命働いてくれています。
意識していないけども動いているものは自律神経によって動いてくれているんですね。
引用:高麗美人公式サイト
しかし、自律神経が乱れるという事は意識せずに働いてくれた事が、正しく働いてくれなくなってしまいます。
そこで高麗人参の力に頼るわけです。サポニンは女性ホルモン(エストロゲン)の減少を穏やかにしてくれる働きを持っています。
また亜鉛なども豊富に含み、サポニンと亜鉛が自律神経のバランスに助けてくれます。
この様に女性ホルモンの働きと高麗人参の働きが非常に相性が良いのが大きな特徴なんですね。
では、更年期で乱れた自律神経がもたらす症状の代表的なものを見ていきましょう。
ホットフラッシュ
いつのころからか、「日中ぽわーっと顔だけが火照って暑い」。更年期に差し掛かると多くの人が感じる更年期障害の代表的な症状がホットフラッシュです。
お風呂上がりの、のぼせた様な感じ、顔だけが火照ってる、寒い部屋で大量の汗が、その感じ方は人それぞれです。
ホットフラッシュを引き起こす原因は、女性ホルモンの変化から始まります。
自律神経が乱れることで、暑くもないのに体を温め始め、大量の汗を分泌することになり、様座な症状が現れます。
日々のストレスにイライラ
なんだか落ち着かない、妙にイライラする、ストレスを感じる。
これも更年期に現れる代表的な症状です。
意味もなくなんだか不安な気持ちになったり、ささいなことでイライラを感じてしまう。
情緒が不安定な状態ですね。
女性の多くが悩みを抱える冷え性
更年期に限らず20代から30代、40代50代と常に女性に付きまとう冷え性の問題。
冷え性は自律神経の乱れ。例えばエアコンで冷え切った体で日中の炎天下に外出。戻ってきて冷えた部屋に戻るなど繰り返すと体温調節がうまくできなくて体調を崩してしまう。
また、過度なダイエットで必要な筋肉まで落としてしまい血のめぐりがうまくいかず冷え性の原因に。
女性ホルモンのバランスが崩れて、自律神経を乱してしまうのも原因の一つです。
その冷え性を引き起こしてしまう原因は様々ですが、最終的に行き着く先は血液(血液が持っている温度)が体全体に行き渡らないために冷えてしまうことに原因があります。
高麗人参が含む注目成分
引用:高麗美人
高麗人参と言えばサポニン(ジンセノサイド)に注目が集まりがちですが、日々に不足しがちな栄養を多く含んでいる事も見逃せません。
鉄分、亜鉛、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB群と食物から摂取可能だけども量が不足してしまう栄養素が沢山含まれているんです。
鉄分は貧血、亜鉛はサポニン(ジンセノサイド)と一緒に自律神経を整え、カリウムは血圧を下げる働き、カルシウムは骨の形成に、マグネシウムは酵素の働きを助け心臓や血管の動きに、ビタミンBはエネルギーを作り出す働きに助けてくれる。
代表的な働きだけでも体に必要不可欠な内容ばかりです。
高麗人参が古くから滋養強壮の人参と言われているのも頷けますね。
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