40代、50代の女性のほとんどが抱えている更年期障害。
40代半～50代半、大体このあたりが更年期と呼ばれる期間。
閉経の前後5年間。ホルモンのバランスが著しい変化によって引き起こされるのが更年期障害です。自律神経失調症の一つになります。
更年期障害の厄介なのは、実感がが湧きにくいといった点でしょう。また、症状の程度もばらばら重度の病気かも・・。と勘違いさせるような症状から、最近調子が悪いなと軽く考えてしまう症状まで様々です。
また自分は若いから大丈夫と思ってはいけません。20代30代からも起きる可能性があります。
若年性更年期障害。
若年性と名前が付くだけで、更年期障害と大きな違いはありません。
違いがあるのは40歳を超えて自然現象で起きる更年期障害ではなく、ダイエットのツケ、生活習慣の乱れ、ストレスといった現代だからこそのホルモンバランスの乱れが原因となります。
更年期の症状
更年期の症状といっても、200種類以上あり自分でも気が付かないことも多々あります。合わせて現れる場合もありますし、病気などで現れるような症状が現れることもあります。
症状は多すぎて本当に病気なのか分かりにくいのが非常に厄介です。
更年期の症状が現れてから体をケアしていくというよりは更年期に入る前からホルモンバランスを整える工夫をしておくのが大切ですね。
ホットフラッシュ
更年期障害の代表的な症状がホットフラッシュです。顔の火照りを感じのぼせた様な感じになる。今まで感じたことのない症状なので比較的気が付きやすい症状です。
暑くもないのに日中大量の汗をかく。顔からの汗が多くなる。
今まで感じなかった暑さや火照りを感じる様になると注意です。
頭痛
風邪を引いたわけではなく、熱が出ているわけではないのにガンガン頭痛だけがする。
忙しい年代なので疲労と勘違いしやすい症状ですね。
また、めまい、ふらつきを感じることが多くなる、吐き気・嘔吐・食欲不振（消化器系の症状）
なんだかくらくらする。ぼーっとふらつくことがある。
めまい、ふらつき、そして吐き気、嘔吐。風邪やインフルエンザなどと勘違いしてしまうような症状です。
冷え、手先、足元の末端が異常に冷たい
女性の多くが抱える冷え性と変わらないので中々分かりにくいのがネックです。
とはいえ冷え性に繋がるメカニズムは同じく血流が悪いため体の末端まで温めることが出来ないことが原因です。
また、不意に手足のしびれ足りする事もあり不安を覚える症状の一つです。
肌荒れが酷くなる
年齢のせい、加齢のせい。流行り30歳を超えてくるとどうしても気になる肌荒れ。更年期でなくてもうるおいが無くなり、シワ、キメがが目立ち始めます。
止めを刺すように更年期にホルモンバランスが著しく変化することで、肌が酷くなります。
生理不順（月経不順）・不正出血
生理の周期が微妙にずれ始めたり、時には不用意に出血があり。病気を疑いたくなるような症状が現れます。
もっとも更年期を疑って放置するよりは、万が一の事を考え病気を病気を疑い病院に行った方がよいでしょう。
不眠（眠れない）、昼間から異常な眠さを感じる
寝つきが悪い、沢山寝ているつもりなのに日中異常な眠気が襲ってくる。疲労や疲れかなと勘違いしがちです。
更年期の原因と調べる方法
更年期に入り症状が現れる原因は、女性の卵巣の働きが弱くなり、分泌されるはずの女性ホルモン・エストロゲンの急激な減少が原因です。
脳から子宮にエストロゲンを作ってと信号が送られ、子宮はエストロゲンを供給します。
しかし、それは若いころの話。脳が信号を子宮に送っても子宮が作ってくれなくなります。
脳はほしいものが来ない、こないから要求する。それが繰り返されることでパニックになってしまう。それが更年期障害のメカニズムです。
体の調子が悪い、症状が当てはまる、特に長続きする。気になった場合は産婦人科で診断してもらいましょう。
更年期の可能性以外、他の病気を考え超音波検査、血液検査、細胞検査、乳房検査いろいろな角度から診断してくことになります。
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