どちらかといえば、夏に受けた蓄積した肌ダメージを回復させる秋。
そんなイメージ持っていませんか?
紫外線が強い季節は夏場8月までそれ以外は大丈夫。
私は、そう思っていました。
でも調べてみると、全然そんなことありませんでした。(笑)
夏より外出の機会が多い、秋の行楽シーズン
読書の秋。食欲の秋。そしてスポーツの秋。
そう言われるのはやっぱり暑い夏を乗り切って、寒い冬に備えるためです。
- 運動会
- 山登り
- ウォーキング
- 紅葉
- ドライブ
少し上げるだけでも、夏や冬に比べても圧倒的にアウトドアでの活動が多くなります。
やはり気温の過ごしやすさ、旬の食べ物が増え、体の内部でも基礎代謝が増えるなど無意識に活動が活発になるんです。
でも、そんな秋にも落とし穴があるんです。
それが、日焼け・紫外線対策です。
確かに、夏のように「一日外出しただけで肌が真っ赤になる。」そういった日焼け、炎症というのは起きにくいんです。
でも、日焼けというのは見た目だけじゃないんですよね。
普段から紫外線に気を使っている女性の方でも意外と秋の涼しさが始まると日焼け対策を辞める人多いんですよね。
紫外線の一つのUV-Aは肌を「焼けて赤くする」作用はないんですが、肌の奥底(真皮)まで届き、ダメージが蓄積する音で細胞を傷つけてしまいます。
肌のハリやたるみに繋がる光老化はこのUV-Aの働きによるのが多いんですね。
実は要注意。秋の行楽シーズンの紫外線。
世界保健機関(WHO)でしっかり基準が設けられている紫外線の強さ。
人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したのがUVインデックス(UV指数)と言われるものです。
紫外線を浴びすぎると皮膚がんや、白内障といった病気の原因になることから世界基準で数値が設けられているんですね。
UVインデックスを算出する計算方法はちょっと謎のすぎて(私には難しすぎました。)解説できませんので気象庁の説明を読んでみてください。
引用元:気象庁
上記、気象庁が発表している、紫外線の強さを数値化して注意を喚起している表です。
大きく分けて5段階。なんとなく上から2番目が危険で、真ん中が普通、下から2は大丈夫って感じで見ちゃいませんか?
でも、これが大きな間違い。
よくよく読んでみると・・・。
- 1~2:安心して戸外で過ごせます。
- 3~5:日中は出来るだけ日陰を利用しよう。出来るだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。
要するに1~2がセーフティ。それ以上の通知は「しっかり紫外線対策、日焼け止めしてね。」ってことです。
では、9月10月11月、涼しさが増してきて段々と過ごしやすくなる季節。
日焼けにも関係する、紫外線インデックスはどんな感じでしょうか。
日本の観測点で真ん中に位置するつくばのデータを見てみましょう。
出典:気象庁/月最大UVインデックス(観測値)の時別累年平均値グラフ
つくばの、1994年~2008年までのUVインデックスの平均値が上記になります。
ちなみに、気象庁のHPから札幌、つくば、那覇の三か所のUVインデックスのデータを誰でも見れますよ。
見てのとおり、気象庁が発表しているUVインデックスの表を照らし合わせると11月でも日中は日陰で過ごすことを推奨されているんです。
ちなみに北に向かえばUVインデックスも低くなっていきますし、南に向かえばUVインデックスは高くなっていきます。
那覇のデータでみれば、最もUVインデックスが低くなる12月でさえ、つくばの10月並みになり年中紫外線に気を付ける必要があるんです。
紫外線対策、日焼け止めをまとめてみると
結局のところ、日本に住んでいる限り春でも秋でも紫外線の問題はほぼ年中付きまとってくるんです。
その中でも12月と1月。
この二か月間だけは紫外線を気にすることなく外で過ごせる唯一の期間なんですね。
過ごしやすい季節だからこそ、しっかり外で動けるように肌のケアは必要ということなんです。